駆け込みー!!

ってことで駆け込みクリスマース！(テンション高
うんうん唸ってどうしようどうしよう…と悩んだ挙句、STSKから梓になりました。な ん で(・∀・)
なぜメインジャンル以外で書くんだと言いたいと思いますが、ぐっと堪えて飲み込んで下さいね！←
しかし…なんだこれ、なものがまた出来上がってしまったんですけど、
よくわかんないけど…梓が可愛いってことで！笑
STSKも主人公ちゃんは≠月子です。
同じクラスのふたり目の女の子設定。
琥太郎さんも同じ主人公として書いてます。
やっぱり…STSKもメインジャンルに…入れちゃおうかな…笑
作品数がもう少し増えたら別部屋作りますー。
もういいじゃない！ね！笑
ってことで、勇気のある人だけ読んでおくんなましー。
皆様メリークリスマス！モイモイ！

「先輩、今日って何の日か知ってます？」

「クリスマスでしょ？イエス・キリストの誕生日って言われてるけど、本来は降誕の日で…」

「そういう話じゃなくて。もう…ムードないなぁ先輩は。」

「…悪かったわね。ムードのない女で。」



馬鹿にされたような気がしてむっとしたけど、それ以上にむーっと頬を膨らませる梓は少し幼くて可愛かった。
それがなに？って顔で梓を見ると、あからさまに溜め息を吐く。



「恋人同士なんですから、もっと色っぽい雰囲気になってもいいと思いません？」

「梓はクリスマスなんて浮かれたものは嫌いかなって思ってたんだけど…意外と好きだったんだ？」

「好きってことはないですけど…でも先輩は好きだと思ってたんですよ？女性はイベント好きじゃないですか。」

「あ、それ偏見。」



雪の降る窓の外をぼんやり眺めて、他愛のない話をする。
そんなクリスマスも悪くないと思うんだけどな。



「じゃあ梓は何が欲しいの？サンタさんが叶えてあげようじゃない。」

「先輩がサンタですか？」

「そうよ。ほら早く言いなさい。」

「えぇー…そう言われても僕はあんまり欲しいものないんですよ。」



いちばん欲しいモノは、もうこの腕の中にありますから。
そう言って梓はぎゅうっとあたしを抱き締めた。
無欲だね、って笑うと、そうですね、って梓も笑った。
でも、それがいちばん幸せなのかもしれないって思えるのは、ふたりが凄く満たされている証。

*腕の中のサンタクロース*
(プレゼントは勿論貴女がいい！)