女々しくて鬱陶しい。

昨日掃除してたら、ママからの手紙を見つけた、
内容は特にない、
他愛もない話とか、送ってもらったMDのこととか、
もう忘れるって言って、メアドも電話番号も消して、これで終わりって思ってたのにな…
あの手紙は棄てられなかった。
まだママと僕を繋いでくれてるんじゃないかって、馬鹿みたいに縋り付いてる。
ママはもう僕を棄てたのに、
その事実を受け入れるのが哀しくて、僕はいつまでもママを追い掛けてる。
女々しくて、ウザイな…
解ってるよ、ひとりの人にこんなに依存した僕が悪い。
信じるべきじゃなかった、
でも大好きだったんだ。
一途にも程があるよね…自分でも笑えるよ。
でもあの時の僕にはママしかいなかった。
ママがいれは楽しくて、
それだけで良かった。
もう馬鹿は僕だけで充分。
こんな僕なんて消してしまいたい。
いい加減受け入れないとまた潰れてしまいそうだ。


思い出はいつまでも色褪せず美しく輝いてる、なんて恐ろしい言葉だな。