三成かぁいい。

今のぼうの城読んでます。
と言ってもまだ上巻の2に入ったとこくらいなんですけど。
やっと前置きが終わった感じ。
忍城の水攻めのだから震災で映画が伸びてたんですよね。
三成がかみじなのはどうなんだろう…って思うけど。
まだ若い三成だからまぁ、って意見と絶対ありえん、って意見と真っ二つですよ笑
僕の三成のイメージはありえない方なんだけど、最後まで読んだらまた変わるかなぁ。
確かにちょっと可愛らしい所はある、若気の至りじゃないけど笑
でも秀吉が温泉で遊女と一緒に入ってた時の"こらっ"はかなりいいと思う、内心絶対言ってる笑
だからこそかみじは違うと思うんだけどなぁ…"こらっ"とか言わなさそうだ。
ヒストリーの三成の人はすごいイメージに近いです！
あの秀吉の人もそうだけど、ヒストリーは結構イメージ通りの人を起用してくれてると思います！
眼が釣り上がってて、キリッとしてて綺麗な顔立ち、でも頭が良さそうで冷徹な感じ。
まさしく石田三成はあんな顔！って感じ！
小柄な人だったんですよね？ムキムキじゃない。
そこもポイント高いよね～可愛いよね～！
秀吉の小柄で猿な自己中ジジィな感じもよく似合ってる、てかイメージそのもの笑
だからあの番組が好きってのもあるな～。
あと本の中で秀吉が吉継に佐吉に武功を立てさせてやってくれって言うのが親心？秀吉がどれだけ子飼いを大事に思ってたのかが伺えてすごくキュンとしました。
秀吉ってやったことが結構酷いっていうか大掛かりなこととかばっかりだし成金だし好き勝手自分勝手で人がどうなろうかお構いなしだから他人から見たらかなりえげつないことばっかりした人だったと思うけど、やっぱり農民の出だからこその人の良さとか身内を大事にするとことかあって人間味があるっていうか…だから僕は秀吉が嫌いじゃないんです。
あんまり好かれてないみたいだけど笑
大阪の人は結構秀吉が好きって本当かなぁ？うちのおかんはあんまり好きじゃないみたいだけど笑
まぁ僕は三成を倒した家康が嫌いだからってのがあるけどさ笑
やっと最近本を読みたい月間になってきたので、どんどん読み進めたいと思います。

さて、久々に日記で物語を晒そうかと。
幸村の青冥之鷹を聴いてるとどうしても大阪の陣が思い浮かぶんですよね。
その時、お嬢はどう思うのかと。
ひとつは幸村と一緒で志を貫く武士なもの、もうひとつは生きて欲しいと願う女性としてのもの。
うちのお嬢は絶対前者なんですけど笑、幸村を想う女性としてはどう感じたんだろうと。
そんな感じのものを書いてみました。
まずは武士verから。
たいしたものではないけど下にくっ付けときます。
よろしければどぞ～。
とりあえず、稲ちんが可愛いです。prpr

彼の生き様は理解出来る。
武士として生まれたからには、己の生き様を貫いて死ぬのは美しいと感じるから。
己の誇りを曲げ、生き延びることは美しいとは思わない。
だから、理解出来る。
だから、あたしは止めない。


「天下！あなたこそ、日本一の兵と褒めそやしています！もののふの意地は立ちました！どうか…！」


稲姫が幸村に悲痛な声で訴える。
それでも諦める意思を見せない幸村を見て、今度はあたしに眼を向ける。


「貴女も幸村を止めて！ふたりとも…もう止めて…!!」


稲の眼からは大粒の涙が零れ落ちた。
義弟と友を何とか生き残らせようと稲は必死だった。
でも、友に、三成に弓引いた家康に下ることなんてあたしには出来ない。
ここで降参するなんて、あたしにも幸村にも出来ない。
あたし達の心はそれを許さない。


「稲、ごめんね、無理なんだ。」

「もう終わりにしましょう！これ以上は意味なんてないわ！」

「あるよ、あたし達には意味がある。ここで命散るまで戦うことには意味がある。」

「もののふの意地を示すことに意味があるのです。この槍で己の誇りをかけ己の生を全うする。」

「そんな…!!止めてふたりとも！お願いもう…！」

「義姉上、どうかお健やかに…。」

「ありがとう稲、さよなら。」


ふたり、振り返り微笑む。
涙に濡れた稲の顔を見るのはとても辛いけど、あたし達の心はもう決まっている。
堅く、それでいて晴れやかだ。
ぎゅっと武器を握り締める。
示し合わせたように、幸村とあたしの足が一歩前に踏み出す。
それを皮切りに大地を蹴り、大群の葵の紋へと飲み込まれていった。



ただ、もののふとして。
(嗚呼、我が人生、ひとかけらの悔いも見えぬ。)(此の意地貫き通して命を咲かせたゆえ)


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もののふver。
青冥之鷹を聴きながら。